NORA JACKET~raglan sleeve~南部麻

Item : Jacket

Fabric : 日本(Japan)

大麻(Hemp)

明治~大正(Meiji~Taisho period)

Size : 裄丈(Raglan Sleeve Length) : 90㎝ (35.44inches) 

身幅(Body Width) : 58㎝ (22.83inches)

着丈(Length) : 73㎝ (28.74inches)

Model  Height :173㎝ 60㎏(5'8"  Weight 133lb)

1946年製の日本の国鉄のジャケットを形のデザインベースに、日本の古い縞（ストライプ）の藍染め古布を使用して製作したジャケットです。

生地は、当時布団として使われていたものを解き、使用しています。時代は明治〜大正時代ほどか、縫い糸まで麻糸が使われていたことを考えるともう少し古い布かもしれません。

東北地方では木綿が育たないこともあり、麻（大麻）の布が広く流通していました。南部麻の定義は定かではありませんが、岩手県で見つかった大麻を使用した麻布とします。縞（ストライプ）の物が多いという話も聞いたので、この布は当時広く流通していた代表的な布なのかもしれません。

麻ならではのユラユラと動きがある独特の生地感で、太めの糸で織られた生地は重厚感があり、生地の重みで布が落ちるような質感は格別の物があります。

豊かな時代になった現代と比べて、貧しく、それしか無かった、世の中の当たり前が全く違う厳しい時代に生まれた布の表情は、作ろうと思っても作れない、その時代にしかない独特の雰囲気を感じます。

フロントボタンは古いフランスのベジタブルアイボリー、力ボタンにはヴィンテージのシエルボタンを使用し、一個一個手付けの根巻きで付けています。ボタンホールやカン止めは、古い生地の雰囲気に合うよう手縫いで仕上げています。機械には出せないような温もりのような物を感じられるかと思います。

ヴィンテージの雰囲気に合うように糸は綿糸を使用。

日本の生地は世界にも誇れる人の手が込んだ表情のある良い生地だと思います。ジャケットとして生まれ変わったその生地を是非肌で感じてみて下さい。

現代にはない、古き良き物を日常に取り入れてみて下さい

 ※この作品は、古い足踏みミシンで縫い上げています。一見するとわからないかと思いますが、電動ではなく人力だからこそ出る、「ゆらぎ」のような縫い目もお楽しみいただけましたら幸いです。

※100年以上前の生地になります。これから先長く楽しんでいただく為にも、お洗濯はつけ置き洗いで、脱水もネットに入れるなどして軽く回す程度でお願いします。

作品についてのお問合せは、noraadd.1118@gmail.comまでお気軽にお寄せください。

「返品・生地に関して」

気に入っていただき、長く愛用していただきたいので、サイズが合わなかったなどの場合でも、7日以内にご連絡いただければ返品対応致します。その際の送料はお客様負担になること、クレジットカード支払いの場合の取引手数料は返金されないこと、ご了承ください。

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また古い物で100年以上経過している生地になります。今後着用するにつれてスレやダメージなどは出てくるかと思います。お直しに関しましてもご連絡いただければ対応致しますので、お気軽にご相談下さい。

ヴィンテージの古着に関しても同様に当店で購入した服に関しては、出来る限りの対応はさせていただきますのでご相談下さい。

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