こんにちは。
NORA工藤です。
今年も京都でのポップアップの時期がやってきました。
今日は移動日で、新幹線の中から久しぶりのジャーナルを書いています。
去年は、秋の東京が終わってほっと一息つく間もなくアトリエの移転があり、荷解きや片付けに2025年いっぱいを費やしました。年が明けてから、移転先でようやく新たに製作をスタートすることができました。
今年の京都では、新作のジャケットを一型製作しています。以前から次に作るなら…と頭の中でイメージしていた、フランスのワークウェアをベースにした一着です。頭の中で少しずつイメージを固めながら進めてきました。
パターンは、ショートタイプのジャケットに続き矢野弘子さんに依頼しています。アトリエの移転と並行して打ち合わせを進め、1月末にパターンが完成し、製作に入りました。
全体のイメージはフランスのワークウェアを軸にしつつ、襟や袖、ポケットなどの細かなディテールには「今の自分が良いと思うもの、着たいと思うもの」を落とし込んでいます。
ジャケットらしい曲線の効いたシルエットではなく、抜け感のあるジャケット。過去と現代をうまく掛け合わせた一着でありながら、どこか抜け感のある仕上がり…をイメージしています。

以前にも書きましたが、こうしたものづくりは言葉で説明するのがなかなかに難しいものです。AIや機械では表現しきれない、人の感覚や熱量のようなもの。現代とはまったく異なる時代に生まれた布が持つ空気感や息づかいを感じられるような物作り。
一本の線になるような物作り。
SNSの写真や文章だけではどうしても伝えきれない部分があると感じています。だからこそ、実物を見て、触れて、袖を通して、肌で感じていただけたら嬉しいです。ポップアップの際は、気軽に質問などもしていただければと思います。
明日は設営、明後日11:00からオープンです。
今回は、これまでの作品に使用してきた古布の端切れも持ってきています。ざっと100種類ほどになります。小さなものではありますが、生地が好きな方には興味深い内容になっていると思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
28日〜30日の3日間は、僕も店頭に立っています。
お時間の合う方は、ぜひ気軽に遊びに来てください。